時計塔の深層部

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理論

 

ポケモンの三竦み理論のお話。

①電気、水、地面のタイプ三竦み 

②対面、積み、サイクルの三竦み 

③トップメタ、トップメタに強い、トップメタに強いに強いの三竦み

 

①はタイプの三竦みだが、ポケモンが増えたから例外も増えてきている。

6世代において問題だったのは環境の中心がガルーラで

ガルーラがその三竦みを無視している点。

電気水地面に強い草。それらすべてに強いガルーラ。

 

②③戦略の三竦みだが、単体で2役を担える奴が存在するし、

タイプ相性で覆るなどの例外がある。

 6世代でのトップメタはガルーラだった。

 

構築を組むときはこういった理論を多少参考にはできるが、

結局はたくさん例外を考える必要があるから、

ポケモンを理論だけで片付けて、

それで強い構築を組めると思ってるなら間違い。

 

むしろ構築を組むときより単体を考える際にこれらの理論を参考にしたい。

つまりは理論を覆す単体を考えてみるということ。

 

①なら例えばボルトロスは電気タイプでありながら地面タイプが無効で三竦みを覆している。

それだけでなく単体性能も高い。だから強い。

 

②,③ならば、元から単体で2役を担えるポケモンはそれなりに強いだろうし、

2役を担える新たな型の発見は環境を変化させてしまうことすらあるかもしれない。

例をあげるなら②剣の舞ガブリアスは対面性能を保持しながら積みを行える、

③アッキウルガモスはほとんどのガルーラとガルーラに強いポケモンに強いなど。

 

理論を覆すポケモンは強い可能性を秘めているということ。

だから単体考察の際に理論は参考になる。

 

最後に余談だが、主に単体考察の際に理論が活きると考えているから、

構築としての考え方である対面サイクル積みという言葉より対面クッション積み(崩し)という言葉のほうが個人的にはしっくりくる。

 

6世代しか経験していないため、旧世代でこの考えが通用していたかわからないし、

7世代でこの考えが活かせるかもわからないがここにメモとして残しておく。

 

後から見返したが某氏の記事と最後の主張が同じでアレだった。

とはいっても「構築の軸の理論の導入」を説明する際にほしい内容だったので致し方ない。